今年の色紙 令和5年
東光寺(静岡市清水区横砂)では、年末年始にお参りに来られた方に干支の色紙をお配りしています。
「毎年、これを楽しみにしているんだよ」
と言っていただくこともあります。また、
「飾る場所が決まっているから、これがないと困るのよね。」
と言っていただくこともあります。

令和4年の年末から令和5年の年始に配布した色紙はこちらです。
干支の兎が可愛らしく描かれています。
ここに、正眼僧堂で修行僧を指導する師家(しけ)であり、正眼短期大学の学長を務める山川宗玄老大師が
人々脚痕下 一坐具地有
【にんにん きゃくこんか いちざぐのちあり】
と書かれたものです。
文字の説明は色紙に同封されていた紙に次のように書いてありました。
可愛らしいうさぎの姿にだけ注目するのではなく、その足元をしっかりと見つめていくことの大切さはついつい見逃してしまいます。
生き方が足元に出るからこそ、足元をおろそかにしなければ生き方も自然とおろそかにならない。
そんなことを教えてくれているように感じます。
「毎年、これを楽しみにしているんだよ」
と言っていただくこともあります。また、
「飾る場所が決まっているから、これがないと困るのよね。」
と言っていただくこともあります。

令和4年の年末から令和5年の年始に配布した色紙はこちらです。
干支の兎が可愛らしく描かれています。
ここに、正眼僧堂で修行僧を指導する師家(しけ)であり、正眼短期大学の学長を務める山川宗玄老大師が
人々脚痕下 一坐具地有
【にんにん きゃくこんか いちざぐのちあり】
と書かれたものです。
文字の説明は色紙に同封されていた紙に次のように書いてありました。
一人ひとりの足下に、自分が存在するだけの十分な場がある」 私達には、もともと仏性 (ほとけのこころ) が備わっており、脚下こそが自分の存在根拠である。 まずは、自分の足下をしっかりと見つめていきましょう。
可愛らしいうさぎの姿にだけ注目するのではなく、その足元をしっかりと見つめていくことの大切さはついつい見逃してしまいます。
生き方が足元に出るからこそ、足元をおろそかにしなければ生き方も自然とおろそかにならない。
そんなことを教えてくれているように感じます。