どんど焼き開催報告 【令和5年】

東光寺(静岡市清水区横砂)の境内で「どんど焼き」が行われました。
今年は、今まで感じたことがないほど風がなく穏やかな天候の中で開催することができました。
境内にある袖師保育園の行事で、御札や正月の飾りや書き初めなどを「お焚き上げ」をします。
今年も、まずは般若心経をお唱えしながら点火をします。
読経中に園児達も一緒にお参りをしてくれており、その間に炎はどんどん大きくなります。

やがて炎が落着いてきたら・・・・
みんながお待ちかね・・・

餅焼きの始まりです。
先生方が御餅を焼いていきますが、焼けた御餅はどんどん園児達の胃袋に消えていきます。
この御餅は、お正月に御檀家さんがご先祖様へお供えされた鏡餅です。
園児達は初めに調味料のついていない、焼いただけのお餅を食べます。
その後、醤油餅を元気よく食べていきます。

集まったお飾りだけでは、その後のお楽しみであるお餅が焼けませんので、中に不要になった木や竹を仕込んであります。
私は毎年この作業を担当させてもらっていますが、仕込んだ竹が多ければ餅を焼くのに適した熾火(おきび)になるまでに時間がかかってしまい、園児は飽きてしまいます。
反対に竹を減らし過ぎるとあっという間に燃え尽きて、餅を焼くには火力が足りないということになってしまいます。
これまでの経験から考えると、子供達が飽きる前に餅を焼くためには、
・少なめの竹で素早く熾火を作って餅を焼き始める
・その後、少しずつ木材を投入して大きな炎を出さずに餅を焼き続ける
という方法が良いと感じています。

どんど焼きの火にあたったり、焼いた物を食べれば、その1年間健康でいられると言われています。今年一年園児達、そして園児達を見守る方々が元気に過ごしてくれると信じています。
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