毎週土曜日はインスタの日 【安心立命】
【毎週土曜日はインスタの日】
毎週土曜曜日にインスタ(Instagram・インスタグラム)を更新し、その内容をブログにも掲載しています。
※Instagram(インスタ・インスタグラム)はこちらです
※これまでの記事はこちらです。
仏教界のお医者様と言われる薬師如来(やくしにょらい)に手を合わせたとき、薬師如来から安心をいただくことができると言われています。
でも本当は、手を合わせることで、自分の中にあった安心があふれ出しているのかもしれません。
安心は誰かに与えられるものではなく、自分の中にあることに気がつくもの。
薬師如来は
「ほら、あなたの中に安心があるよ!!」
と、手を合わせている人の中にある「安心」に気づかせてくれる大切な仏様なのです。
自分の中の仏様が「私はきっと大丈夫」と語りかけてくれているのと同じです。
仏様はどこの誰なのか・・・
もちろん自分です。
だからこそ、
自分の中の自分が言う。「私はきっと大丈夫」
と言えるのです。










妻
今回は月1回の絵葉書の回です。薬師如来を描きました!ここ東光寺のご本尊さまなので、私にとってはかなり身近な存在ですねー
私
じゃあいつもより描きやすいとかあった?
妻
そうだねー…何回か描いてきたし、薬つぼ持ってるというめっちゃ特徴的なところがあるからとっかかりやすかったよ!
私
いつも、素敵な絵を描いていただき感謝しています。今回の薬師如来がニッコリと微笑んでいるのを見たときは嬉しかったね!
妻
あんだけ笑ってる薬師如来はほんとはないけどね。でも、お薬師さんには笑ってほしかったんだよねー。
仏の世界のお医者さんっていうくらいだから、安心感を出したかったんです。
私
なるほど!
以前、あなたがブログで薬師如来のことを
薬師如来は左手に薬の壺(つぼ)を持った、仏教界のお医者様。
私たちの病気を治してくれると言われています。
右手の形は施無畏印(せむいいん)といって、「大丈夫だよ。安心していいよ。」ということを表しています。
って紹介してくれていたよね。まさに”安心感”だね。
妻
照れますね。
でもさ、正直、薬師如来を拝んでも病気が治るわけじゃないのは百も承知じゃんねー
と言いつつの~、
薬師如来に真剣に手を合わせることで病気との向きあい方や日々の過ごし方が少しずつ変わっていって、不安や恐怖がなくなっていくのかなー、とも思うんだよねー
私
その通りだね!! それが、禅が説く「安心(あんじん)」の世界だね!!
妻
あんしん、じゃダメなの?お坊さんって普通読みしたがらないよね
私
ですよね!こだわるよね!!
でも、“あんじん”と“あんしん”には違いがあるから、使い分けをしているんだよね。
一般的に使われている“あんしん”は外からの影響があるよね。「誰かに守ってもらっているから安心(あんしん)した」のような・・・
それに対して“あんじん”は自分の内側から湧き上がってくる心で、周囲の様子などに影響されない心を示しているんだ。「外が嵐でも心は安心(あんじん)している」のような使い方だね。
妻
なるほどね!全然違うんだね。
お薬師さんに手を合わせることで自分の中に安心(あんじん)の心があることに気づけるってことだ!!
私
薬師如来が安心(あんしん)を与えてくれて、薬師如来に手を合わせている自分の心から湧き出てくるのが安心(あんじん)なんだよね。
この安心(あんじん)が入った禅語があって、それが【安心立命(あんじんりゅうみょう)】。
これは、恐怖や不安から解放された心で、縁にしたがって生きていくことの大切さを教えてくれている言葉なんだよ。
妻
ほ~、それで?
私
これこそが、薬師如来に心から手を合わせたときの心境と同じだと私は思うよ。
私達は何かを求めて薬師如来に手を合わせるよね。もちろん、薬師如来も私達を救おうとしてくれています。
でも実は、手を合わせて一心にお参りすることで、自然と自分の心が落ち着いて、自分自身の心に癒されているんだよね。
自分の安心(あんじん)の心のままに生きていくことの尊さを、禅では【安心立命】と表現し、薬師如来はその姿で導いてくれているんだよ。
妻
ありがたい!
東光寺ではこのイラストの絵葉書を写経会のお土産として差し上げています!
東光寺ではこのようなイラストの絵葉書を写経会のお土産として差し上げています!
東光寺写経会は
毎月23日 10時~
詳しくはこちらをご覧ください。
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仏教界のお医者様と言われる薬師如来(やくしにょらい)に手を合わせたとき、薬師如来から安心をいただくことができると言われています。
でも本当は、手を合わせることで、自分の中にあった安心があふれ出しているのかもしれません。
安心は誰かに与えられるものではなく、自分の中にあることに気がつくもの。
薬師如来は
「ほら、あなたの中に安心があるよ!!」
と、手を合わせている人の中にある「安心」に気づかせてくれる大切な仏様なのです。
自分の中の仏様が「私はきっと大丈夫」と語りかけてくれているのと同じです。
仏様はどこの誰なのか・・・
もちろん自分です。
だからこそ、
自分の中の自分が言う。「私はきっと大丈夫」
と言えるのです。










妻
今回は月1回の絵葉書の回です。薬師如来を描きました!ここ東光寺のご本尊さまなので、私にとってはかなり身近な存在ですねー
私
じゃあいつもより描きやすいとかあった?
妻
そうだねー…何回か描いてきたし、薬つぼ持ってるというめっちゃ特徴的なところがあるからとっかかりやすかったよ!
私
いつも、素敵な絵を描いていただき感謝しています。今回の薬師如来がニッコリと微笑んでいるのを見たときは嬉しかったね!
妻
あんだけ笑ってる薬師如来はほんとはないけどね。でも、お薬師さんには笑ってほしかったんだよねー。
仏の世界のお医者さんっていうくらいだから、安心感を出したかったんです。
私
なるほど!
以前、あなたがブログで薬師如来のことを
薬師如来は左手に薬の壺(つぼ)を持った、仏教界のお医者様。
私たちの病気を治してくれると言われています。
右手の形は施無畏印(せむいいん)といって、「大丈夫だよ。安心していいよ。」ということを表しています。
って紹介してくれていたよね。まさに”安心感”だね。
妻
照れますね。
でもさ、正直、薬師如来を拝んでも病気が治るわけじゃないのは百も承知じゃんねー
と言いつつの~、
薬師如来に真剣に手を合わせることで病気との向きあい方や日々の過ごし方が少しずつ変わっていって、不安や恐怖がなくなっていくのかなー、とも思うんだよねー
私
その通りだね!! それが、禅が説く「安心(あんじん)」の世界だね!!
妻
あんしん、じゃダメなの?お坊さんって普通読みしたがらないよね
私
ですよね!こだわるよね!!
でも、“あんじん”と“あんしん”には違いがあるから、使い分けをしているんだよね。
一般的に使われている“あんしん”は外からの影響があるよね。「誰かに守ってもらっているから安心(あんしん)した」のような・・・
それに対して“あんじん”は自分の内側から湧き上がってくる心で、周囲の様子などに影響されない心を示しているんだ。「外が嵐でも心は安心(あんじん)している」のような使い方だね。
妻
なるほどね!全然違うんだね。
お薬師さんに手を合わせることで自分の中に安心(あんじん)の心があることに気づけるってことだ!!
私
薬師如来が安心(あんしん)を与えてくれて、薬師如来に手を合わせている自分の心から湧き出てくるのが安心(あんじん)なんだよね。
この安心(あんじん)が入った禅語があって、それが【安心立命(あんじんりゅうみょう)】。
これは、恐怖や不安から解放された心で、縁にしたがって生きていくことの大切さを教えてくれている言葉なんだよ。
妻
ほ~、それで?
私
これこそが、薬師如来に心から手を合わせたときの心境と同じだと私は思うよ。
私達は何かを求めて薬師如来に手を合わせるよね。もちろん、薬師如来も私達を救おうとしてくれています。
でも実は、手を合わせて一心にお参りすることで、自然と自分の心が落ち着いて、自分自身の心に癒されているんだよね。
自分の安心(あんじん)の心のままに生きていくことの尊さを、禅では【安心立命】と表現し、薬師如来はその姿で導いてくれているんだよ。
妻
ありがたい!
東光寺ではこのイラストの絵葉書を写経会のお土産として差し上げています!
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東光寺写経会は
毎月23日 10時~
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