八つ橋の個包装に学ぶこと
京都のお土産と言えば”八つ橋”。
私が初めて”八つ橋”を購入した30年前は、”八つ橋”は箱に入っていました。
買って帰った”八つ橋”を家族で食べた記憶があります。
定番のお土産である”八つ橋”ですが、少し前から多くの種類の八つ橋が登場しています。
例えば、5枚入りです。

簡易な包装で、中身も少なく、金額も高くありません。
初めて見たときには「あ、核家族または自分用だ」と感じました。
あれから何十年・・・ 最近、新しい八つ橋を見つけました。

なんと、個包装なのです。
この八つ橋を駅の売店で見たときに
「あ、最近は核家族でも夕食の時間がバラバラになっていると聞くし、世の中の動きに合わせてお土産も変化するんだなぁ」
と感じると同時に、八つ橋の個包装は人と人との関わりが薄くなっている象徴にも思えてさみしく感じました。
私は、個包装のお土産が”孤立”や”孤独”の象徴のように感じたのです。
ところが、この個包装の八つ橋を見つけた親子の会話にハッとさせられました。
親
「あ、八つ橋が個包装になっているね。すごいね~。」
子供
「これなら、たくさんの友達に配れるね!」
親
「そうだね、みんなで同じものを食べたら盛り上がるもんね。」
という会話です。
私は個包装の八つ橋に”孤立”を見ました。
しかし、この親子は個包装の八つ橋に”無数のつながり”を見たのです。
“個包装”が何を表しているのか勝手に決めつけるのではなく、“個包装”を活かしきる発送を持つ親子に、大切なことを教えてもらった気がします。
私が初めて”八つ橋”を購入した30年前は、”八つ橋”は箱に入っていました。
買って帰った”八つ橋”を家族で食べた記憶があります。
定番のお土産である”八つ橋”ですが、少し前から多くの種類の八つ橋が登場しています。
例えば、5枚入りです。

簡易な包装で、中身も少なく、金額も高くありません。
初めて見たときには「あ、核家族または自分用だ」と感じました。
あれから何十年・・・ 最近、新しい八つ橋を見つけました。

なんと、個包装なのです。
この八つ橋を駅の売店で見たときに
「あ、最近は核家族でも夕食の時間がバラバラになっていると聞くし、世の中の動きに合わせてお土産も変化するんだなぁ」
と感じると同時に、八つ橋の個包装は人と人との関わりが薄くなっている象徴にも思えてさみしく感じました。
私は、個包装のお土産が”孤立”や”孤独”の象徴のように感じたのです。
ところが、この個包装の八つ橋を見つけた親子の会話にハッとさせられました。
親
「あ、八つ橋が個包装になっているね。すごいね~。」
子供
「これなら、たくさんの友達に配れるね!」
親
「そうだね、みんなで同じものを食べたら盛り上がるもんね。」
という会話です。
私は個包装の八つ橋に”孤立”を見ました。
しかし、この親子は個包装の八つ橋に”無数のつながり”を見たのです。
“個包装”が何を表しているのか勝手に決めつけるのではなく、“個包装”を活かしきる発送を持つ親子に、大切なことを教えてもらった気がします。
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