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施餓鬼会【せがきえ】 令和4年(2022年)

東光寺(静岡市清水区横砂)では、毎年8月7日は、ご先祖様をはじめ、すべての霊を供養する山門大施餓鬼会(さんもんだいせがきえ)を行っています。


例年は多くの和尚様方、檀信徒の皆様でお参りをしています。


残念ながらコロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、昨年に続き今年も僧侶は住職と副住職の2人で法要を行いました。


檀信徒の皆様は「何時から」と決めてしまうと密になってしまうので、都合の良い時間に来て下さるように呼びかけました。


僧侶の数はいつもと違いますが、それ以外の部分は全て例年通りの法要です。





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本堂に幕を張り、



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玄関にも幕を張り、



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山門に幕を張りました。





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施餓鬼棚などの準備も整ったら法要の始まりです。




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法要の始まりを知らせる鐘をならします。(法要に参加する方への合図)



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導師の焼香によってお経が始まります。




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例年と変わらない順番でお経をお唱えしました。




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読経中に導師の水向け【みずむけ】(洗ったお米と水をお供えするお参り)、




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引き続き法要に参加した子供達が水向けをしました。



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読経終了後に、法要の功徳がご先祖様やすべての霊のためになりますようにと祈る回向【えこう】をお唱えし、法要が終わりました。




法要終了後に、檀信徒の皆様がお参りに来てくださり、水向け【みずむけ:洗米やお水をお供えする】をしていただきました。



皆様のご協力により、誰一人として濃厚接触者にならない形で無事に法要ができたことは大変にありがたいことだと感じています。






御存じの方が多いのですが、施餓鬼とは、餓鬼【がき】に施す【ほどこす】と書きます。


餓鬼とは満足をすることを知らず、貪り続ける状態のことを言います。


私は「餓鬼」というとお腹がポコッと出てひたすら何かを食べ続ける妖怪のような生き物を思い浮かべていました。


確かに餓鬼とは感謝することも満足することも知らないで、欲望に振り回される者のことです。しかし、餓鬼はどこか遠くにいる特別な妖怪ではありません。欲望に振り回される私たちの心の中にもいるのです。



「施」という字は見返りを求めない気持ちも表していますので、見返りを求めず餓鬼に洗米と言って洗ったお米やお水をお供えし供養すると同時に、水一滴・お米一粒でも満足することができるはずの自分の心を見つめ直す法要が紹介をさせていただいた施餓鬼会なのです。




多くの地域で昔から行われてきた習慣ですので、菩提寺などで御縁のあるお寺などで


「お施餓鬼があるよ」


と言われたら、積極的に参加しお参りをしていただければと願っています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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