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社会を明るくする運動 令和4年【2022年】

あるポスターがに書かれた言葉が素晴らしかった。


社会を明るくする運動 2022



小さい頃から、私と世界を隔ててきだ“生きづらさ”。
世界は私の全てを拒絶した。

独りでもがいて、自分も周りも傷つけた私が
保護観察になったのは、高校をやめたとき。

言葉にならない思いは、あふれて、止められない。
その人は、私の“生きづらさ”に触れることなく
でも包み込むように言った。


大丈夫。世界は広くて、温かくて、
私もいるんだから、きっと大丈夫。


“生きづらさ”の向こうにあった世界が、
少しだけ近く見えた。
私を拒んでいた世界は、私が拒んでいた世界。
その人の言葉が、世界と私をつないでくれた。


だから今。今度は、君に伝えてる。


大丈夫。世界は広くて、明るくて、
私もいるんだから、きっと大丈夫。




「社会を明るくする運動」のポスターです。


悩みに悩んだ末に、一つの言葉に広い世界を知り救われ、新たな一歩を踏み出す様子が見事に描かれています。

仏教や禅も同じことを説きます。

悩み苦しみ、その中で仏の教えに出会い救われる。そしてその教えを伝えようとする。

ポスターを見ながら、いつの時代でも必要とされる心は同じだと痛感させられます。




「社会を明るくする運動」とは
“社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
【法務省ホームページより】



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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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