妙心寺での新亡供養【しんもう くよう】
京都へ行ってきました。
目的地は東光寺(静岡市清水区横砂)の御本山である妙心寺。
新亡供養【しんもうくよう】に参加するためです。

全国にある3400の妙心寺派(臨済宗:禅宗)のお寺では檀信徒の方が亡くなった場合、葬儀を執り行います。
そして決まった日数や年数ごとに法事(年忌法要)を営む習慣があります。
新亡供養はこの年忌法要のとても丁寧な法要と考えていただければ良いのかと思います。
亡くなられて1年以内の妙心寺派の檀信徒(出席希望者)が本山に集まり法要をするのです。


管長様(3400か寺の中心となる和尚様)が導師をされ、多くの本山の和尚様方、引率の和尚様方 合わせて50人以上の僧侶と数百人の参列者が共に、龍の天井画で有名な法堂【はっとう】で行う法要は厳かであり、迫力があります。
※今年度(2022年・令和4年)はコロナ対策として、人数に制限があり例年よりも少ない人数での法要でしたが、内容はこれまでと同様に素晴らしいものでした。
法要の後は歴史ある大方丈【おおほうじょう】か、美しい本尊様と全ての末寺の御位牌が並ぶ微妙殿【みみょうでん】での食事です。
※今年度はコロナ対策で、お弁当を大方丈でいただきました。
例年、新亡供養には2500人ほどの申し込みがあるそうですが、もちろん1日で法要をすることはできません。そこで何日にも分けて法要が行われるのです。
新亡供養は参列者全員が亡くなられた方の身内か、かなりご縁の深い方となっています。もちろん亡くなられた方々は別々の人であり、同じ別れなどありません。しかし、大切な方を亡くしたという感情を共有することができるのが新亡供養の特徴でもあるのではないでしょうか。
多くの方に参加していただきたい法要ではありますが、残念ながら檀信徒の方の中で「新亡供養」と聞いて「あ、本山(妙心寺)で行う法要ですね」と理解している方は多くありません。特に若い世代の知名度が低くなっています・・・
少しでも多くの方にこの法要を知っていただけるよう、これからも情報発信を続けていきたいと思います。
目的地は東光寺(静岡市清水区横砂)の御本山である妙心寺。
新亡供養【しんもうくよう】に参加するためです。

全国にある3400の妙心寺派(臨済宗:禅宗)のお寺では檀信徒の方が亡くなった場合、葬儀を執り行います。
そして決まった日数や年数ごとに法事(年忌法要)を営む習慣があります。
新亡供養はこの年忌法要のとても丁寧な法要と考えていただければ良いのかと思います。
亡くなられて1年以内の妙心寺派の檀信徒(出席希望者)が本山に集まり法要をするのです。


管長様(3400か寺の中心となる和尚様)が導師をされ、多くの本山の和尚様方、引率の和尚様方 合わせて50人以上の僧侶と数百人の参列者が共に、龍の天井画で有名な法堂【はっとう】で行う法要は厳かであり、迫力があります。
※今年度(2022年・令和4年)はコロナ対策として、人数に制限があり例年よりも少ない人数での法要でしたが、内容はこれまでと同様に素晴らしいものでした。
法要の後は歴史ある大方丈【おおほうじょう】か、美しい本尊様と全ての末寺の御位牌が並ぶ微妙殿【みみょうでん】での食事です。
※今年度はコロナ対策で、お弁当を大方丈でいただきました。
例年、新亡供養には2500人ほどの申し込みがあるそうですが、もちろん1日で法要をすることはできません。そこで何日にも分けて法要が行われるのです。
新亡供養は参列者全員が亡くなられた方の身内か、かなりご縁の深い方となっています。もちろん亡くなられた方々は別々の人であり、同じ別れなどありません。しかし、大切な方を亡くしたという感情を共有することができるのが新亡供養の特徴でもあるのではないでしょうか。
多くの方に参加していただきたい法要ではありますが、残念ながら檀信徒の方の中で「新亡供養」と聞いて「あ、本山(妙心寺)で行う法要ですね」と理解している方は多くありません。特に若い世代の知名度が低くなっています・・・
少しでも多くの方にこの法要を知っていただけるよう、これからも情報発信を続けていきたいと思います。
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