今日の1% 「不二」とは何かを紹介する

昨日:今の私の1%
一昨日:毎週土曜日はインスタの日 【絵葉書 衆生無辺誓願度】
の記事で書いた通り、
私なりの「1%の努力」として、臨済宗青年僧の会のホームページで過去の機関紙「不二」を紹介する作業を続けていきます。
今日の記事は
・「不二」とは何か
・ホームページの現状とこれから
について書きていきます。
・「不二」とは何か
「不二」は臨済宗青年僧の会という団体が、情報発信として年に数回発行している機関紙です。
発行をする際は、本屋さんで販売したり、フリーペーパーのように、人が集まる場所で配布したりするわけではありません。
全国の臨済宗・黄檗宗の寺院に発送しています。
できたものを直接、各寺院に送付するので、一般の方が目にすることはほとんどない、というよりも、まず目にすることがない、かなり、マニアックな情報紙です。
ですから、ホームページ(臨済宗青年僧の会)での説明も
機関誌『不二』の命名は山田無文老師に依るものです。老師から「臨済宗各派の青年僧の和合専一に、研鑽と親睦を図ってほしい」という願いが託された言葉です。紙面の巻頭には各山老師に、青年僧への期待と禅僧としてのあり方など、親切なご教示を賜り掲載しています。
と、かなり固いものになっています。
もう少し、やわらかい説明をすると
僧侶の、僧侶による、僧侶のための情報紙
とも、言い換えることができます。
ですから、不二の表紙には基本的に老師【ろうし】が登場します。
臨済宗では僧侶を指導し、導く僧侶を「老師」と呼びます。
「先生の先生」のような存在であり、
本来、我々僧侶は老師の元で修行を続けなければいけないのです。
しかし、そうもいかず各寺院で修行を続けながらお寺の維持・管理・運営をしている状態です。
そんな、各寺院で日常を過ごす僧侶に老師の言葉を届けるのが「不二」なのです。
・ホームページの現状とこれから
私は、この不二の記事をホームページで紹介しようと考えているのです。
事務局にバックナンバーは保管してありますが、簡単に手に入れられるものでもありません。
いつでも事務局に誰かいるわけはありませんから、過去の「不二」を読みたいと思ってもなかなか手にすることはできません。
しかし、便利な時代になりました。
そうです、インターネット上に公開することで、いつでも誰でも読むことができるようになるのです。
僧侶のために作られた「不二」ですが、僧侶しか読んではいけないという秘伝の書ではありません。どなたでも読むことができますが、ホームページの整備が調っていないのが現状です。
臨済宗青年僧の会のホームページに「不二」を紹介するページがあります。

その中に、このように色がついている部分をクリックすると、「不二」の中も老師のページをご覧いただくことができます。
※興味のある方は、ぜひホームページをクリックしてご覧ください。
まだまだ、整備中ですので

白と緑が混ざっている所や、

白ばかりの所もあります。
しかし、少しでも、このページが緑色になるように「1%」の努力を続けていきたいと思います。
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