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知識とは水中メガネのようなもの

海を船の上から見ても、その中を見渡すことはできません。


ましてや、海の底など見えるはずがありません。





飛び込み こまめ



しかし、船の上にいても水中メガネをつけて海に顔をつければ、見えていなかった世界がはっきりと見ることができます。



昨日の記事で

「生きるって何? 死ぬって何?」

という本を紹介させていただきました。
※記事はこちらです。



600生きるって何



この記事を読んだ方が「生きる・死ぬ」という言葉から



「テーマが深すぎるな~」



と言われました。




確かに、その通りです。


しかし、「テーマが深い」と言われたとき、私は


「この本は深い海の底を見るために水中メガネのような働きをする」


と感じました。




深い海の底がどうなっているか知りたいと思ったとき、どうしますか?


様々なものが必要ですが、水中カメラと酸素ボンベは必需品です。


水中メガネをつけることで、視界が確保でき、酸素ボンベを装着することで奥まで進むことができます。





人生という深い海の底がどのようになっているか知りたいと思ったとき、


この世界をはっきりと見るために、知識と言う水中メガネを手に入れて、実践という酸素ボンベが必要です。







「生きる・死ぬ」という世界は、普段は「深そうだから足を踏み入れない」世界かもしれません。


しかし、この本なら「足を踏み入れても良いのかな!?」と思えました。


水中メガネを使って海の中を見てみれば、見たことがない水中の景色を見ることができます。この本は、そんな水中メガネのような存在だと感じています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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