葬儀は形にとらわれないことが大事!?
1996年に発行された「臨済宗在家葬儀」というものがあります。

臨済宗の葬儀についてまとめられた本のようなものです。
今一度、葬儀について学びたいと思って手にしたところ、「序文」に目がとまりました。
当時の臨済宗妙心寺派宗務総長様(本山のとっても偉い方)が書かれた序文の中に
葬送の儀式は、地域、伝統、習慣、生活様式等、さまざまな条件の違い、そして、都会と農山村とではまた異なる。故に定まった統一的な形のものはないのではないか。
~中略~
あえて申し上げれば、形にとらわれることなく、人間の生涯の最終の儀式は、宗教、宗派にかかわらず、粛々として行じられるべきではないかと思われる。
と書いてあるのです。
臨済宗の葬儀について書かれた本の最初に
「形にとらわれることなく・宗教、宗派にかかわらず」
という言葉が使われているのです。
「え!? 決まった形がないということ!?宗派すら関係ないの!?」
と、驚くかもしれません。
しかし、そうではありません。
これは、臨済宗を否定しているものでもありません。
地域、伝統、習慣、生活様式等、さまざまな条件の違いで、葬儀の形は変わってくるのです。
しかし、変わらないものあります。
それが、亡くなった故人への大切な想いです。
この大切な想いを形にしたのが葬儀です。
だからこそ、大切なのは”形”ではなく”心”なのです。
そのことを、「形にとらわれることなく・宗教、宗派にかかわらず」
という言葉で表現されているのです。

臨済宗の葬儀についてまとめられた本のようなものです。
今一度、葬儀について学びたいと思って手にしたところ、「序文」に目がとまりました。
当時の臨済宗妙心寺派宗務総長様(本山のとっても偉い方)が書かれた序文の中に
葬送の儀式は、地域、伝統、習慣、生活様式等、さまざまな条件の違い、そして、都会と農山村とではまた異なる。故に定まった統一的な形のものはないのではないか。
~中略~
あえて申し上げれば、形にとらわれることなく、人間の生涯の最終の儀式は、宗教、宗派にかかわらず、粛々として行じられるべきではないかと思われる。
と書いてあるのです。
臨済宗の葬儀について書かれた本の最初に
「形にとらわれることなく・宗教、宗派にかかわらず」
という言葉が使われているのです。
「え!? 決まった形がないということ!?宗派すら関係ないの!?」
と、驚くかもしれません。
しかし、そうではありません。
これは、臨済宗を否定しているものでもありません。
地域、伝統、習慣、生活様式等、さまざまな条件の違いで、葬儀の形は変わってくるのです。
しかし、変わらないものあります。
それが、亡くなった故人への大切な想いです。
この大切な想いを形にしたのが葬儀です。
だからこそ、大切なのは”形”ではなく”心”なのです。
そのことを、「形にとらわれることなく・宗教、宗派にかかわらず」
という言葉で表現されているのです。
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