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未来が分からないなら、どうするのか!? 答えは意外と簡単だ!!

毎週、臨済宗青年僧の会(臨青)のオンライン坐禅会の予定をSNSで発信しています。


予定表だけでは寂しいので、何か一言加えています。


今回は、臨青が発行している機関紙「不二」に掲載された言葉を紹介しました。


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昭和56年9月発行の不二第6号の記事に臨済寺僧堂 倉内松堂老師(掲載当時)の言葉があります。



 釈尊といえども、達磨といえども、先哲先賢、皆一生を捧げて修行と精進に終始されています。
 この秋は大洪水が出るか、大暴風雨が吹くか、先のことは全く解らぬけれど、今日一日あたえられた仕事として田の草をとるのです。



※先哲:せんてつ 昔のすぐれた思想家や賢者。
※先賢:せんけん 昔の賢人




お釈迦様がどんなに優れていた方でも、達磨(だるま)様がどんなにすごい方でも、先のことなど分かりません。


しかし、分からないからと言って何もしないのが良いのでなく、「田の草をとる」という言葉が「今できることを精一杯」することが大切だと説いているのです。



詳しくはこちらをご覧ください。記事の全文を読んでいただくことができます。
http://www.rinsei.net/kakohuni006.html


坐禅をするなら他のことを考えずに一生懸命身体と呼吸を調える。


そのような気持ちでオンライン坐禅会に参加していただけることを祈って


この秋は大洪水が出るか、大暴風雨が吹くか、先のことは全く解らぬけれど、今日一日あたえられた仕事として田の草をとるのです。


という言葉を紹介させていただきました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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