焼き芋と坐禅

畑のサツマイモを試しに掘ってみたら大きくなっていました。
いよいよ収穫の時期になりました。
収穫した後は当然焼き芋です!!
焼き芋を甘くするためには、芋のデンプンを糖に変えるアミラーゼの働きが重要です。
デンプンが糖に変わるのは65度~75度。アミラーゼも80度以上になると壊れてしまいます。
つまり、65度~80度という適度な温度を長く保てばデンプンが糖に変化し、硬かった芋はふっくらとやわらかくどんどん甘くなります。
私は硬かったサツマイモが調味料を何も加えないのに、やわらかく甘くなっていくことは、私達が心を調えることで、心がやわらかくなっていく姿に似ているように感じます。
適度な心の温度を長く保つことで、デンプンが糖に変化するように、継続して坐禅をすることで(身体と呼吸を調える)、硬い心を柔らかくしてみませんか。
「自分だけでは続かない」と言う方には、毎日開催している臨済宗青年僧の会のオンライン坐禅会がおすすめです。
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