切られた彼岸花
お彼岸の季節になりました。

今年も彼岸花が境内に咲いています。

東光寺(静岡市清水区横砂)の墓地の駐車場にも彼岸花が咲いています。
この駐車場の草刈りをしているときに気がつきました・・・・

人工的な何かで彼岸花が切られていることに・・・
誰かが個人的に楽しむために花を切ったのかもしれません。
お墓にお供えするために切ったのかもしれません。
彼岸花は花が咲いても、実がなったり種ができたりしません。
ですから、種がどこからか飛んできて、自然に生えてくることはありません。
誰かが植えなければ花が咲くことも、増えることもありません。
東光寺の墓地を今の形に整備したのは比較的最近のことです。
そして、昔から彼岸花が咲いていた場所にお墓を作ったわけでもありません。
と、言うことはここに咲く彼岸花も初めは誰かが“布施の心”で植えてくれたものです。
お墓にお参りをする人々の目を楽しませるためかもしれません。
お墓に眠るご先祖様への思いから植えたのかもしれません。
どのような想いがあったか正確に分かりません。
しかし、その花を自分の為に切ると言うことは、仏教が大切にする、”誰かの為”、”みんなの為”という布施の心から離れてしまい、「自分勝手」や「自我」と表現される感情に支配されてしまっているように感じました・・・
その自我を捨てる為の「仏道修行強化週間」がお彼岸であり、この時期に咲くのが彼岸花です。
彼岸花を見かけたときには、今こそ仏道修行強化週間だと思い出していただければ幸いです。

今年も彼岸花が境内に咲いています。

東光寺(静岡市清水区横砂)の墓地の駐車場にも彼岸花が咲いています。
この駐車場の草刈りをしているときに気がつきました・・・・

人工的な何かで彼岸花が切られていることに・・・
誰かが個人的に楽しむために花を切ったのかもしれません。
お墓にお供えするために切ったのかもしれません。
彼岸花は花が咲いても、実がなったり種ができたりしません。
ですから、種がどこからか飛んできて、自然に生えてくることはありません。
誰かが植えなければ花が咲くことも、増えることもありません。
東光寺の墓地を今の形に整備したのは比較的最近のことです。
そして、昔から彼岸花が咲いていた場所にお墓を作ったわけでもありません。
と、言うことはここに咲く彼岸花も初めは誰かが“布施の心”で植えてくれたものです。
お墓にお参りをする人々の目を楽しませるためかもしれません。
お墓に眠るご先祖様への思いから植えたのかもしれません。
どのような想いがあったか正確に分かりません。
しかし、その花を自分の為に切ると言うことは、仏教が大切にする、”誰かの為”、”みんなの為”という布施の心から離れてしまい、「自分勝手」や「自我」と表現される感情に支配されてしまっているように感じました・・・
その自我を捨てる為の「仏道修行強化週間」がお彼岸であり、この時期に咲くのが彼岸花です。
彼岸花を見かけたときには、今こそ仏道修行強化週間だと思い出していただければ幸いです。