鳥かごの中を風が流れている

臨済宗青年僧の会ではオンライン坐禅会を開催しています。
※オンライン坐禅会について詳しくはこちらをご覧ください。
「臨済宗」という名前ですが、時々曹洞宗の和尚様も登場します。
先日、曹洞宗の宇野和尚様がオンライン坐禅会を担当してくださいました。
※宇野和尚様の紹介ページはこちらです。
その中で、坐禅について説明される中で、坐禅の心、つまり調った心を
「鳥かごの中を流れる風」
と表現されました。
素敵な表現ですし、伝わりやすい言葉だと感じました。
「とらわれない心」
「ほどけた心」
「穏やかな水面」
など様々な表現があり、私も使ってきましたが「鳥かごの中の風」は初めて聞きました。
確かに、風はなんなく鳥かごの中を通り抜けていきます。鳥かごも風を感じますが見事に受け流します。
これから使っていきたい言葉と出会うことができて有難かったですし、これからも多くの和尚様方と御縁を結ぶことができるオンライン坐禅会を大切にしていきたいと思います。
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