「止まない雨はない」ではなく、「雨雲から離れる」

車で移動しているときに、雨が降ってきました。
そのとき私は
「あ、雨が降ってきた」
と思いました。
そのまましばらく車で走っていると雨が止み、青空が広がっていました。
この時は
「あ、雨が止んだ」
と思いました。
しかし、よく考えると、この考え方は間違っています。
本当は私が移動して、勝手に雨雲の下を通過したから雨が降り、雨が止んだにも関わらず、雨雲が私に対して雨を降らせたり止ませたと考えてしまったのです。
「止まない雨はない」
とは言いますが、止むのを待つことしかできないわけではありません。
自分が動けば雨雲の下から脱出できるかもしれません。
自分が動いて雨雲に入らいないようにすることもできるかもしれません。
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