水耕栽培と水の消費量とお釈迦様の教え

ミニトマトの水耕栽培をしています。
水中ポンプを使った、非常に簡単な装置を自作して使っています。
いろいろ調べた結果、水耕栽培の場合
・非常に簡単な装置だと、水の管理が手間
・複雑(!?)な装置だと、水の管理が容易
という違いがあります。
私は非常に簡単な装置を使っているので、毎日水の量を確認して、減った分だけ水を補充しています。
育てているミニトマトが大きくなればなるほど水の消費量は多くなります。
1日に10ℓ以上消費することも珍しくありません。
天気が良く気温が上がれば大量の水を消費し、曇りや雨で太陽が出ていなければあまり消費しません。
連日晴れが続いた後に雨が降った日に、どのくらい水が減ったかを確認すると、前日までと比べてかなり消費量は少ないのですが、葉っぱや実は元気に実っています。これを見たときに
「あ、これが自然体だ」
と感じました。
必要な分を 必要な時に 使う。
欲張るわけでもなく 我慢しすぎるわけでもない。
お釈迦様は、厳しすぎる修行をして体を壊してしまった修行僧に
「琴は弦を締め過ぎても緩めすぎてもよい音色は出ない。程よく弦の張られた琴が心地よい音色をかもし出す」
と、説かれました。
ミニトマトが消費した水の量も同じことを説いてくれているように感じます。
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