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除夜の鐘 開催報告 【令和2年12月31日】 

除夜の鐘 開催報告 【令和2年12月31日】 

コロナ対策とその影響について





600除夜の鐘2012311



東光寺(静岡市清水区横砂)の除夜の鐘には例年200人以上の方が来て下さるようになってきていました。




しかし、令和2年の除夜の鐘では「密」になることを避けなくてはいけません。


今年は除夜の鐘を中止するという選択をされたお寺も多くありましたが、東光寺では感染拡大防止のための取り組みをしながらの開催を決めていました。





対策として


・消毒薬の準備(除夜の鐘を撞く前と撞いた後に消毒)

・待つ際に密着しないように並ぶ場所に印

・鐘を撞くことができる時間を昨年の3倍に



を、実践しました。





結果としては「密」になることはありませんでした。



例年ならば近所の神社に向かう人でお寺の前の道には人が歩いているのが見えるのですが、今年は歩いている人をほとんど見ませんでした。



お寺にお参りに来て下さった方も約半分でした。



開催時間は3倍ですので密度は1/6。


感覚としては昨年の「8割減」と言ったところだと思います。






600除夜の鐘2012312

並ぶ場所に貼った印もほとんど使われることはありませんでした。




その分、いつもなら次々に鐘を撞かなければならないので参拝者と話をすることなどほとんどありませんが、今回は適切な距離を保って話をすることができました。


このような会話の中ら次回以降につながる貴重な御意見をいただくこともできました。



新型コロナウイルス感染拡大は心配なことではありますが、これからも今できることを懸命に取り組んでいきたいと感じる除夜の鐘でした。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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