保育園児の坐禅体験 【令和2年5月】
東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は毎月坐禅体験にやってきてくれます。
今月もコロナウイルス感染拡大防止の影響で少ない人数ですが無事に開催することができました。

私も、参加した園児もマスクをするという見慣れない風景です・・・
感染拡大防止のために本堂の戸と窓を開け放ち、風通をよくして園児を迎えます
開けすぎて、他の学年の園児が外で遊ぶ声が聞こえ、姿が見えてしまうため集中はしにくい環境でしたが頑張って坐り続けていました。
年長組は初めての和尚が警策【けいさく】を持って歩く坐禅に挑戦しました。警策とは坐禅中に上手く坐れていない人などを励まし、指導する木の棒です。
彼らは説明を楽しそうに聞いていましたが、実際に私が警策を持って歩くと、かなり緊張をしているようでした。
年中組は足を組んでの坐禅に初めて挑戦をしました。坐禅の後は焼香・合掌礼拝の練習をして上手にできるようになりました。
いつもは茶礼(されい:お茶とお菓子を行儀よく食べたり飲んだりする)ですが、残念ながらお休みです。
来月にはできるようになっていることを祈りながら、今年度2回目の坐禅体験を終えました。
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