敷居を超えることを実感できる体験

以前の私は
「お寺は敷居が高くて行きづらい」
と知人に言わることが多く、「お寺の敷居は低い方がよい」と考えていた時期がありました。
しかし、そもそも「敷居が高い」という言葉は、“不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい”ことを意味しており、本来の意味ではない「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」は誤用であると知りました。
さらに最近は、「敷居」には大切な役割があり、敷居があるからこそ保たれている大切な部分も多くあることを実感する毎日です。
そうなると、敷居は高くした方が良いのでしょうか。
それとも、低くした方が良いのでしょうか。
私は僧侶として役割は敷居を高くすることでも、低くすることでもなく、多くの方が自分で敷居を超えることができることを実感してもらうことだと考えています。
そう考えますと、臨済宗青年僧の会が主催するオンライン坐禅会は、多くの方が自分で敷居を超えることができることを実感する良い機会だと考えています。
※オンライン坐禅会について詳しくはこちらをご覧ください。
お寺に行くのは勇気がいるけれど、オンライン坐禅会なら気兼ねなく参加できる方もいます。
さらに、オンライン坐禅会で坐禅の良さを実感したり、怖そうな顔の僧侶も実はそこまで怖くないことを知ると、自分でお寺の敷居を超えることができると実感し、実際にお寺に行ってみようと感じてもらえるのではないでしょうか。
「お寺は敷居が高くて行きづらい」と感じている方はオンライン坐禅会から始めてみるのはいかがでしょうか。
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