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オンライン坐禅会で気をつけること

オンライン坐禅会を始めて3日目の朝、大事件が起こりました。


この日も朝のオンライン坐禅会(子供向け)を担当させてもらっているので、本堂へ行きパソコンのスイッチを入れました。


600オンライン坐禅会20200428




この時、開始15分前。



ゆとりをもって準備をしているつもりでした。


いつものようにパソコンが起動し、いつものようにオンライン坐禅会を開催するために“zoom”というソフトを立ち上げました。





・・・ところが、この日はうまく画面が映らないのです!





なんと、インターネットがつながらないのです!!



このままでは、オンライン坐禅会の開始時間になってしまいます。



パソコンをあれこれといじり、インターネットをつなげるための機会をいじったりと努力をするのですが、いっこうに改善されません。


普段の坐禅会に例えると



坐禅会開催時間になって会場に参加者は来ているのに、肝心の僧侶が到着していない状態です。



私のパソコンもスマートフォンもダメ・・・


いよいよ開始3分前。


3分あれば他の和尚様に助けを求めても間に合うかもしれないと考えていたときに、妻のパソコンがインターネットにつながりました。



かなり慌てましたが急遽 妻のパソコンを借りてオンライン坐禅会を開催することができました。




普段のお寺での坐禅会では、自分がお寺で暮らしているので会場に行けないと言うことは絶対にありません。


しかし、オンライン坐禅会という現場ではインターネットがつながらないことは、担当僧侶が会場にいないという状況を作り出してしまう可能性があることを実感した出来事でした。




“坐禅をする”ということは同じでも、実際にお寺で坐禅会を行う場合と、オンラインで坐禅会では大きな違いがあることを改めて実感しました。



同時にオンライン坐禅会だからこその解決方法があることも事実です。


お寺の本堂で行う通常通りの坐禅会では数分前に和尚さんを頼んでも、絶対に坐禅会の会場に到着することできません。
しかし、今回もいざとなれば数分前でも他の和尚様に電話をして代わりオンライン坐禅会を実践してもらうことが可能でした。


こういったオンライン坐禅会の良さも有効に活用していきながら、少しでも多くの方が坐禅を体験できる場を作り続けていきたいと感じています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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