目に見えないものを見るために

娘達と空気砲【くうきほう】を作りました。
ペットボトルを切って、風船をかぶせただけの簡単なものです。

風船を引っ張って離せば、勢いよく空気が出ていきます。
・・・しかし残念ながら、このままでは本当に空気が出ていっているか見ることはできません。
そこで、空気が飛び出しているか確かめる方法をいくつか試してみました。
・自分に向かって打ってみる
・軽い的を用意して打ってみる
・煙を入れて打ってみる
中でも一番盛り上がったのは煙を入れて発射する方法です。

空気の流れがハッキリと目で見ることができ、さらに上手く発射すれば輪ができるので、娘達は飽きることなく空気砲を撃ち続けました。
物事の判断がつかなくて、どうしていいか迷うことを五里霧中と言います。
迷い苦しみの中にいること、出口が見えない苦しみを霧や煙で表すことはよくあります。
しかし、煙があるから空気の流れが観察できる空気砲を見ていると、迷いや苦しみがあるから自分の進むべき道が見えることもあるのだと気がつかされます。
霧や煙が悪者ではないように、迷いや苦しみの原因だと自分が思い込んでいるものが悪者ではなく、思い込んでいる自分自身が変われば迷いや苦しみの感じた方が変わってくるのではないでしょうか。
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