心はどこにあるのか 保育園児に教わったこと
東光寺(静岡市清水区横砂)の境内には保育園があります。
そこの園児達は年中組になると、お寺に坐禅をしにくるようになります。
最近は年中組になって突然来るよりは年少組のうちにお寺に慣れた方が良いのではないかと先生方が考えてくださり、年少組の3月に坐禅のお試し会が開かれるようなりました。

先日も年少組の園児達が坐禅を体験しにやってきましたが、その際に会話がとても印象的でした。
私
「みんなは何をしにお寺に来てくれたんですか?」
園児
「坐禅!!」
私
「坐禅って何か聞いてる?」
園児
「姿勢を良くする!!」
「いっぱい息をする!!」
私
「お~、先生の話しをよく聞いてくれているね。そうだね坐禅は姿勢を良くして、ゆっくり息をするんだよ。そうすると自然と心がきれいになっていくんだね。だから坐禅は心のお掃除だよ。」
園児
(手を胸に当てながら) 「はい!」
私
「ところで、みんなは心をきれいにするって言ったら手を胸にあてたよね。心って胸にあるの?」
園児
胸に手を当てたまま 「そうだよ、ここが心だよ!」
ここで私のイタズラ心が出てしまい質問を続けました。
私
「え、心は胸にしかないの?(足を指さしながら)ここには心がないの?」
園児
「ある!!」
私
「じゃあ(頭を指さしながら)ここには心はないの?」
園児
「ある!!」
私
「じゃあ(お腹を指さしながら)ここは?」
園児
「ある!!」
小さい子供達はこれまで経験で
「それは正しいことなの?あなたの胸に聞いてみなさい!」
などと大人に言われて “心=胸” という知識を身に付けていたはずです。
しかし、私が心な胸にしかないのか、他にはないのかと聞いた瞬間に間髪を入れずに“心は一つの場所にとどまるものではない”と感じて、足にもある・頭にもある・顔にもあると迷うことなく答えたのです。
この柔軟な発想と迷いのなく答える姿は本当に尊いものだと感動をしました。
このような尊い心を丸出しにした子供達と来年から一緒に坐禅をすることができると思うと今から楽しみです。
そこの園児達は年中組になると、お寺に坐禅をしにくるようになります。
最近は年中組になって突然来るよりは年少組のうちにお寺に慣れた方が良いのではないかと先生方が考えてくださり、年少組の3月に坐禅のお試し会が開かれるようなりました。

先日も年少組の園児達が坐禅を体験しにやってきましたが、その際に会話がとても印象的でした。
私
「みんなは何をしにお寺に来てくれたんですか?」
園児
「坐禅!!」
私
「坐禅って何か聞いてる?」
園児
「姿勢を良くする!!」
「いっぱい息をする!!」
私
「お~、先生の話しをよく聞いてくれているね。そうだね坐禅は姿勢を良くして、ゆっくり息をするんだよ。そうすると自然と心がきれいになっていくんだね。だから坐禅は心のお掃除だよ。」
園児
(手を胸に当てながら) 「はい!」
私
「ところで、みんなは心をきれいにするって言ったら手を胸にあてたよね。心って胸にあるの?」
園児
胸に手を当てたまま 「そうだよ、ここが心だよ!」
ここで私のイタズラ心が出てしまい質問を続けました。
私
「え、心は胸にしかないの?(足を指さしながら)ここには心がないの?」
園児
「ある!!」
私
「じゃあ(頭を指さしながら)ここには心はないの?」
園児
「ある!!」
私
「じゃあ(お腹を指さしながら)ここは?」
園児
「ある!!」
小さい子供達はこれまで経験で
「それは正しいことなの?あなたの胸に聞いてみなさい!」
などと大人に言われて “心=胸” という知識を身に付けていたはずです。
しかし、私が心な胸にしかないのか、他にはないのかと聞いた瞬間に間髪を入れずに“心は一つの場所にとどまるものではない”と感じて、足にもある・頭にもある・顔にもあると迷うことなく答えたのです。
この柔軟な発想と迷いのなく答える姿は本当に尊いものだと感動をしました。
このような尊い心を丸出しにした子供達と来年から一緒に坐禅をすることができると思うと今から楽しみです。
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