法話の目標

いろいろあって、自分は何のために法話をしているのか考えました。
中学校の理科の教員になった時には“科学の楽しさを伝えたい”という思いを持っていました。
では、僧侶として何を伝えたいのか・・・
それはやはり、私が感じた仏教・仏の教えの素晴らしです。
では、どうなったら仏教の教えが伝わったことになるのでしょうか。
その、判断基準を考えていくと、自然と判断基準が目標だったことに気がつきました。
私は法話をしたときに、聞いてくださった方が
その日のうちに 手を合わせ
その週のうちに 誰かのために祈り
その月のうちに 誰かのために何かする
そして
その年のうちに お寺の行事に自分から参加し
生きているうちに 授戒を受ける
という行動へと第一歩を踏み出すことを目標に話しを続けていきたいと考えています。