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絵葉書法話 69芥納須弥【芥に須弥を納る:かいに しゅみを いる】


500写経会 69芥納須弥



比べない






400年前に地球が磁石だと発表したら変な目で見られた。


今は子供でも方位磁石を勉強し、地球が巨大な磁石だと知っている。


大きな山を小さな粒の中に入れることを意味する芥納須弥。


自分の持っている常識を大きく転換することで真実が見えてくる。









400年程前に地球が巨大な磁石のようなはたきをすることが明らかになった。


400年が経ち、今では小学生でも方位磁石についても勉強をし、地球が巨大な磁石のような働きをすることを知っています。


小さな芥子(けし)の粒の中に、仏教世界の中心に高くそびえる須弥山(しゅみせん)を入れる。


と直訳できる芥納須弥は、


大小や高低などの相対的な比較を断ち切った、自由自在な心を表現する言葉です。


「地球は大きい、磁石は小さい」といった比較せず思い込みを捨て去り自由な発想を信じて突き進んだから真実の姿が見えたのです。




5002写経会 69芥納須弥23

芥納須弥【芥に須弥を納る:かいに しゅみを いる】 臨済録


 小さな芥子(けし)の粒の中に、仏教世界の中心に高くそびえる須弥山(しゅみせん)を入れる。
 大小や高低などの相対的な比較を断ち切った、自由自在な心

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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