カレーパン は カレーとパンに分けることはできない

“カレーパン”は“カレーパン”です。

カレーとパンを分けることはできません。
パンだけを食べようとすれば、うまくはいかず汚してしまします
分けようとするとすればするほど、苦労をしてしまいます。
臨済宗最初の和尚様である、臨済禅師は
心が二つに分かれてはいけない。
仏の心と私などと、心が二つに分かれるから、迷いが生じるのです。
その心が一つになっていれば、それが生きた達磨であり、お釈迦様なのである。
といったことを示されています。
カレーパンは、カレーとパンが一体となった状態が一番良い。
そんなカレーパンを見ていると
仏様の心と自分の心、と区別することなく、生まれたときから頂いている尊い心と一体となって生活をすることの大切さを感じます。
- 関連記事
-
- お坊さんの勉強会 開催報告 【講座・住職学】 (2019/11/03)
- 冬がやってくる 【本堂の衣替え】 (2019/10/19)
- カレーパン は カレーとパンに分けることはできない (2019/10/10)
- 同じ現象を見て何を感じるのか (2019/10/06)
- 隅にいて 隅に置けない人間になれ (2019/10/04)