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扉が閉まって見えたもの! 190712


良く訪れる場所に、ある扉がありました。


その扉は、これまで何度となく見てきた扉です。


これまで見てきたときは いつも扉は開いていました。




500P_20190710_154427.jpg

写真はその扉の一部です。





先日、この扉の前に立つと扉は驚きの表情を見せてくれていました。


いつもは開いている扉が・・・閉まっていたのです。


開いているところしか見てこなかったので、扉が閉まっていることに驚きました。


そして一番驚いたことは、扉が閉まったことで扉の新たな姿を見ることができたことです。






500光を通すためには 自分をきれいにするしかない

実は、色などあまり感じていなかった扉の一部に美しい装飾がされていたのです。



普段、扉が開いているときは装飾部分が壁と接触するため見えづらかったのですが、扉を閉めることで、向こう側の光が透過してきたのです。



その美しい姿に思わず見とれていました。



扉にはもともと美しい装飾があったのです。






でも、そのことには気づいていませんでした。

私達人間も、もともと美しい心をいただいています。
でも、そのことには気がつけないものです。

今回、扉の美しい姿を見ることができたのは「扉が美しい装飾を維持し続着たこと」・「扉の位置がいつもと違っていた。」ことなどが考えられます。

私達も自分自身の美しい心を感じるためには、「美しい心を維持する」・「自分自身の立ち位置を少し変えて周囲を見てみる」事なども有効なのかもしれません・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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