扉が閉まって見えたもの! 190712
良く訪れる場所に、ある扉がありました。
その扉は、これまで何度となく見てきた扉です。
これまで見てきたときは いつも扉は開いていました。

写真はその扉の一部です。
先日、この扉の前に立つと扉は驚きの表情を見せてくれていました。
いつもは開いている扉が・・・閉まっていたのです。
開いているところしか見てこなかったので、扉が閉まっていることに驚きました。
そして一番驚いたことは、扉が閉まったことで扉の新たな姿を見ることができたことです。

実は、色などあまり感じていなかった扉の一部に美しい装飾がされていたのです。
普段、扉が開いているときは装飾部分が壁と接触するため見えづらかったのですが、扉を閉めることで、向こう側の光が透過してきたのです。
その美しい姿に思わず見とれていました。
扉にはもともと美しい装飾があったのです。
でも、そのことには気づいていませんでした。
私達人間も、もともと美しい心をいただいています。
でも、そのことには気がつけないものです。
今回、扉の美しい姿を見ることができたのは「扉が美しい装飾を維持し続着たこと」・「扉の位置がいつもと違っていた。」ことなどが考えられます。
私達も自分自身の美しい心を感じるためには、「美しい心を維持する」・「自分自身の立ち位置を少し変えて周囲を見てみる」事なども有効なのかもしれません・・・
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