東光寺 最初の和尚様の法事【開山忌】 令和元年
東光寺(静岡清水区横砂)では、毎年6月の最終日曜日に 開山忌【かいさんき:東光寺を創建した和尚様の法事】を行っています。

今年(令和元年)も当日だけでなく事前の準備など多くの方のご協力のもと無事に開催することができました。
開山忌は東光寺の行事の中で最も大切にしている行事のひとつで、古来より伝わる儀式を丁寧に行い、多くの檀信徒の皆様に参加していただいています。
今年の開山忌では、後世まで語り継がれる可能性がある「飛んだお菓子事件」が発生したり、強い風が吹いたために法要中に使用した長いお線香の灰や焼香用のお香が飛び散ったりしましたが、開山忌の流れに変化はありません。
例年の流れは以下の通りです。
開始前
まもなく法要が始まることを伝えるため鐘が鳴らされます。
本堂に太鼓の音が響き法要が始まります。
導師を務める住職が本堂へ
代表者がお花をお供えします【献花】。

導師が焼香をし、丁寧な礼拝である三拝【さんぱい】をします。

丁寧に、薬湯・食事(ごはん)・お菓子・お茶をお供えしながら参拝をします。
導師が香語(導師がお香を焚き、仏前に語りかけるところから「香語」とも呼ばれます)を唱えます。
皆様でお経をお唱えします。
お経を唱えしながら、皆様ご焼香に進みます。

お経をお唱えした後、法要での様々な善行の功徳(くどく)が伝わることを願う回向(えこう)をお唱えします。
最後は仏教の教えを美しい曲に乗せてお唱えする御詠歌です。
法要後、住職の法話で全てが終わります。
多くの方に参加していただき、今年も無事に開山忌の法要を終えることができ、感謝申し上げます。
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