私は日本刀ではなく、よく切れる包丁やカッターになりたい

愛用のカッターの切れ味が悪くなったので、マットを交換しました。

↑マット

↑拡大したマット。 穴が開いています・・・
ボロボロのマットでは、紙が上手く切れません。

新しいマットに交換すると、切れ味が良くなります。
カッターの切れ味はマットに支えられていることを思い出します。
包丁も同じです。
どんなによく切れる包丁でも、まな板がデコボコでは上手に最後まで食材を一刀両断することはできません。
禅僧の言葉には、名刀が何でもスパッと一刀両断にするように煩悩を初め、ありとあらゆるものを切り裂く力がある。
と聞いたことがあります。
未熟者の私の言葉には当然そのような力はありません。
カッターにはマットが必要で、包丁には まな板が必要なように、私には多くの方の支えが必要です。
私は名刀のように単独で役割を果たすことはできませんが、カッターや包丁のように支えてもらいながら、支えてくださる方と一体となって自分自身の役割を果たすことができるように精進していこうと、マットを交換しながら感じました。
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