菩提樹の花が満開 【令和元年】
毎年恒例の問題です。
さて、何の花でしょうか?

そうです、菩提樹【ぼだいじゅ】です!
菩提樹と聞いて「お釈迦様!」と連想できる方は、かなり仏教に詳しい方だと思います。
お釈迦様は菩提樹の木の下で坐禅をされて、悟りを開かれたと言われています。
そのため、仏教では菩提樹を大切にしています。

そして、東光寺(静岡市清水区横砂)にも菩提樹の木があります。
東光寺の菩提樹は福岡県太宰府市にある戒壇院の菩提樹を分けていただいたものです。
戒壇院の菩提樹は、あの鑑真和上【がんじんわじょう:社会の教科書でもおなじみの、奈良時代に正式な仏教を伝えるために中国から日本にやってきた僧侶】が植えた菩提樹です。
つまり、東光寺の菩提樹も鑑真和上とゆかりのある菩提樹となります。
毎年、この時期になるときれいな花を咲かせます。
今年も本堂を出ると、やさしい甘い香りがする季節になりました。

今年も匂いに呼ばれて蜂たちがやってきています!!
平成が終わり、令和が始まりましたが菩提樹にとっても蜂たちにとっても関係ありません。
ただ、自分のやるべきことをする。
この姿が美しく感じさせてくれています。
花が咲いている時期は長くありませんが、東光寺へお越しの際には足を止めて楽しんでいただければ幸いです。
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