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保育園児の坐禅体験 【年長組】 第2回

東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は毎月お寺に坐禅をするためにやってきます。




年長組の園児は、今年度に入って2回目の坐禅体験です。
と言っても、彼らは年中組で1年間坐禅体験に通ったベテランさん達です。



500坐禅体験年長19052
お茶を飲む姿勢も良くなっています!!




彼らは近年まれに見る“元気な”学年なので、こちらも力が入ります。

元気のある子供はこちらが何か言葉を投げかけると、ものすごい勢いで言葉を返してくれるので坐禅の後の話しも楽しくさせてもらっています。





今月も、10分から15分ほどの坐禅を2回坐った後、仏教の御話しをして、お参り、最後にお茶を飲んで教室に帰っていきました。






今月(5月)は保育園で花祭り(お釈迦様の誕生を祝う行事で、お花を飾ったお堂の中にいらっしゃる誕生仏に甘茶をかけてお参りをする)が行われました。

その際にも、花祭りの話はしてあるのですが記憶に定着をしてもらいたいとの想いから、もう一度花祭りの話しをしました。




500坐禅体験年長1905


花祭り当日にはじっくりと誕生仏と対面する時間はありませんので、話を聞いた後、位牌堂にお祀りしてある誕生仏とじっくりと対面しお参りをしました。




「あ~、お釈迦様がにっこり笑ってる!!」



など、気がついたことを元気よく話してくれている姿を見て“花祭り”のことが少しでも彼らの心に定着してくれることを願っています。




年長組 第2回目の坐禅体験では


・これまでに覚えた坐禅や茶礼などの実践

・花祭りはお釈迦様の誕生をお祝いする行事



ということを学んでいってくれればうれしいです。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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