日本を殺すのに原爆も鉄砲もいらない 輸入している食べ物を止めればいいだけだ
日本を殺すのに原爆も鉄砲もいらない
輸入している食べ物を止めればいいだけだ
町内の男性の一言が忘れられません。
男性は生まれも育ちの地元の農家さんです。
確かに、私達が食べている物の多くは外国産です。
ある日の食事を注意深く観察してみると、和風の食事に見えても、よく見ると外国産の物が意外と多くあることに気がつきました。
これでお、外国産の物が無くなったら・・・
東光寺(静岡市清水区横砂)は臨済宗妙心寺派のお寺です。本山が示した今年のテーマは
おかげさまの心 たよらないのが仏さま 無依道人
です。

「たよらないのが仏さま」との言葉に違和感を感じる方もいるかもしれません。
仏さまを頼ってはいけないのか?
仏さまは拝むことは頼ることではないのか!
そのように感じるかもしれません。
しかし、仏教では「私達は生まれたときから仏さまのような尊い心をいただいている」と説いています。つまり私達自身が仏様なのです。
だからこそ、仏さまを求めて遠くを目指したり、間違った方向へ行ってはいけないとも説かれているのです。
普段の食事も、外に外にと求めた結果 おいしくて安い食材を入れて豊かな生活を送っているように感じているかもしれません。しかし、
外国産のおいしくて安い食材ばかりを購入する
↓
地元の農家は収入が減り食べていけなくなる
↓
農家をやめて別の仕事に就く
↓
農地は荒れて作物が育ちにくくなる
↓
輸入している食べ物を止められる
↓
農地が荒れているので食べ物が手に入らない・・・
↓
国が弱くなる・・・
外に求め過ぎた結果、国全体が弱くなってしまっています。
このことを農家のおじさんは
日本を殺すのに原爆も鉄砲もいらない
輸入している食べ物を止めればいいだけだ
と表現したのです。この言葉は「私達自身がしっかりと地元のものを大切にしなくてはいけない!」と教えてくださっています。
「たよらないのが仏さま」も、私達が自分自身の中にある仏さまを大切にしなくていけない!」と説いている言葉だと私は感じています。
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