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ありのままに表現する 

600ジェンダーフリー




順番は大切です。



マラソン大会で1番になった人には1番の賞状、2番の人には2番の賞状を渡します。

2番だった人に「あなたはいつも1番だから、今回も1番の賞状をあげます!」といって1番の賞状を渡すのはおかしなことです。

しかし、私はこのようなおかしなことをしていました。






私はこれまで根拠のない思い込みで言葉を使っていたことを娘からの手紙で教えてもらいました。


小学校に通う娘が学校で家族への手紙を書いてきました。封筒に


「お母さん・お父さんへ」


と書いてありました。





私はこれまで「お父さん・お母さん」と何も考えずに使ってきました。


誰かに教わったことでもありませんが「お父さん」を先につけて話してきました。


しかし、我が家の育児では、お父さん(私)とお母さん(妻)を比べたとき圧倒的にお母さんが活躍をしています。


娘はそのことを素直に手紙に書いてくれたのです。








“「お父さん」が先でなくはいけない” なんて決まりはありません。


でもなんとなく私は「お父さん・お母さん」と使っていました。


意味も考えず、流れで使ってきました。


子供の素直な目で見たとき「お父さん・お母さん」ではなく「お母さん・お父さん」なのです。





これまでの慣習や思い込みに縛られている自分に気がつかせてくれた手紙の宛名だったように感じます。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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