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こんなにも子供達が力になって開催される除夜の鐘があるのでしょうか!?

今日は特別寒い朝でした。


そんな朝でしたが、子供達は素手で雑巾をつかみ、一生懸命竹を拭いてくれました。

600竹ろうそく準備181230







墓地がある山に増えてしまった竹をなんとかしなくてはいけない!



そう考えて、竹を切り始めました。



切った竹をどうしたら良いか悩んでいるときに、一緒に作業をしてくれていた方が



「ロウソクを入れたらきれいだね」



と言ってくれたのが全ての始まりでした。











東光寺(静岡市清水区横砂)の除夜の鐘には竹ろうそくがあります。



山で一緒に作業をしてくださる方も増え感謝してもしきれません。


そして、今年は特に子供達が大活躍をしています。





朝7時30分から始める子供坐禅会に参加した子供たちが、坐禅会終了後に居残りをして連日準備をしてくれています。


昨年導入した、ろうそく型のLED 1000個の電池交換を3日間で完成させました。


次の日には切った竹を本堂前に飾り付けてくれたのも子供達。


前日に、汚れがついた竹を拭いてくれたのも子供達。


そして、当日も子供達が大活躍をしてくれます。






子供達の力で照らされた明りに導かれて多くの方が除夜の鐘を撞きお参りに来てくださいます。





600竹ろうそく準備1812302

準備に参加してくれている子供達は全員、自発的に参加してくれています。



部活単位や習い事などのグループで強制的に参加させられている子供はいません。



竹を切り、山から降ろして加工するなど多くの大人達の力は必須です。しかし、こんなにも子供達が力になって開催される除夜の鐘が他にあるのでしょうか!?


改めて考えて見ると、どんでもなく有難い行事になってきているように感じ、ただただ感謝をしながら当日を迎えます。






除夜の鐘 竹ろうそく チラシ 平成30年

※竹ろうそくと除夜の鐘について詳しくはこちらもご覧ください。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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