衝撃的な勉強会でした
「ひきこもり」についての話しを聞かせていただき感じたこと その1
久しぶりにガツンとやられました。

僧侶の勉強会で「ひきこもり」について学ばせていただき、私の未熟さを思い知らされました。
・・・恥ずかしい話ですが、「ひきこもり」になってしまう人は、その人の努力不足やなまけ心に原因があると思っていました。
講師の三村氏(NPO法人 静岡市ひきこもり地域支援センター)の話しを伺い、眼からうろこのかたまりがボロボロとこぼれていきました。
今後も、自分自身の勉強の為にこのブログで感じたことを紹介させていただきたいと考えていますが、特に印象に残った言葉は過適応【かてきおう】という言葉でした。
ひきこもりのきっかけとして
「思春期における周囲の環境への過剰に適応しようとする努力の破綻」
というものがあるとのことでした。
周囲に適応しよう、適用しようと努力を重ねたがうまくできなかったことが原因になることがあるとのことでした。
私はひきこもりの方が想像をはるかに超える努力をしていることに全く気がついていませんでした。
自分の経験や知識だけで「引きこもれるなんてうらやましい。努力が足りない!」などと考えていたのです。
自分の“ものさし”で他人を見ていたのです。
自分の“ものさし”ではなく、真剣に目の前にいるひきこもりの方と向き合い 相手そのものを見てきた講師の三村氏はなんの迷いもなく「彼はとても努力しているのです。」と話してくださいます。
自分の“ものさし”など何も役に立たないことを改めて実感させていただきました。