晋山式【しんざんしき】との御縁に恵まれる

たくさんの人が集まっています。
これは、なんの集まりでしょう?

観客が写真を一生懸命撮影しています。

そうです、お稚児さん【おちごさん】です!
お稚児さんと言えば、花祭りでしょうか!?
今回は晋山式【しんざんしき】です。
私はこれまでに、結婚式に2週続けて参加したことがあります。
御葬式に2週続けて参加したこともあります。
法事に2週続けて参加したこともあります。
坐禅会に2週続けて参加したこともあります。
2週続けて何かがあることは珍しいことではないかもしれません。
しかし、晋山式が2週続くことは珍しいことです。
この度 大変にありがたい御縁をいただき晋山式【しんざんしき】を2週続けて手伝わせていただきました。
晋山式とは、新たに住職に任命された僧侶を迎える儀式です。
「晋」は進み入ることを表す言葉です。
また多くのお寺は山号を用いるので、その山である寺に晋む式と書いて晋山式と言います。
式は新住職が身支度を整え、お稚児さんや新住職を支える人々と共に寺まで行列を行います。
そして山門から入る時や御本尊に対面する時に新住職としての決意を唱えます。
晋山式は新住職の決意を見届ける儀式であり、一生に一度の儀式です。
この一生に一度の晋山式を2週続けてお手伝いさせていただくことができて、本当にありがたい御縁をいただいたと感じています。
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