あなたの「みんな」が あなたの心の大きさ
子供
「お母さん、○○買って!」
お母さん
「ダメ!」
子供
「買ってよー! ○○はすごく流行っていて みんなが持っているんだよ!!」
お母さん
「みんなって誰よ!!?」
子供
「え、太郎君と次郎君・・・・」
お母さん
「2人だけじゃない!!!」
時代が変わってもこのような子供と親の戦いがあります。

先日の記事で保育園の園児に「心の大きさ」を
みんな生まれたときから とっても素敵な心を持っています。
この心は、風呂敷のようなものです。
しかも、大きな大きな、見たこともないくらい大きな風呂敷のようなものです。
と紹介しました。※記事はこちらです。
では、私達の心に大きさはどの程度なのでしょうか。
“心の大きさ”という答えがなさそうな疑問に対峙したとき、ある和尚様の言葉を思い出します。
あなたの中の“みんな”が あなたの心の大きさ
先ほどの子供は、「みんなって誰?」と聞かれて2人しか答えられませんでした。
つまり、このときは
みんな=2人
です。
自分の欲望を満たそうとしようとしているときの心の大きさはこの程度かもしれません。
小さい頃は自分達が知っている世界は限られており、小さいものです。
ですから、“みんな”も自然と小さくなってきます。
しかし、私達には“みんな”を増やす力を持っています。
多くのことを経験し、世界が広がれば“みんな”は増えてきます。
さらに、好き嫌いを離れて
自分の中の「みんな」に 好きな人・大切な人だけでなく、苦手な人・嫌いな人をも入れられるようになったとき、自分自身の心は、さらに大きくなっているのではないでしょうか。
このことを、ある和尚様が
あなたの中の“みんな”が あなたの心の大きさ
と表現してくださったのだと思います。
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