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何が正しいのか 判断をするのは 結局自分


病院や薬局、銀行などの待合室には様々な雑誌が置いてあります。



時間があるときに、普段の自分では読まないよう雑誌に手が伸びることがあります。



先日、普段は自分では買わない雑誌を手にすることありました。



600収納に悩まない

表紙は ”もう収納に悩まない!”と書いてあります。






600収納に悩まない2


どんなことが書いてあるのかと読んでいると,、収納に関して


「増え続ける子供の思い出は見せる収納で暮らしの一部に」


と書いてあるのです。





・・・ところが、ページをめくると次のページに収納に関する別の記事がありました。


そこには驚くべきことが書いてあったのです。




600収納に悩まない3


「見せる収納をやめる」


同じ冊子なのにページによって書いてあることが違います。





でも、これらの記事を読んで


「違うことが書いてある、けしからん!!」


とは、なりません。それぞれの記事が 書いた本人が真剣に出した答えなのです。


どちらが正しいのか!?


ではなく


どちらも正しい。


と思える心が大切だと感じます。


仏教(禅)では分別を「おもいこみ」や「こだわり」と考え、分別を無くした生き方である「無分別」を大切にしています。


どちらかを「正しい」と感じているときは 反対を「正しくない」と比べてしまっているのです。  
それよりも分別することなく「どちらも正しい! 」と感じられる心が美しいように感じます。 

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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