33年に一度のお参り

大変有難い御縁をいただき、33年ぶりに行われた法要のお手伝いをさせていただきました。
普段からお世話になっている、静岡市清水区茂畑の一渓寺【いっけいじ】様で行われた御開帳の法要です。
普段は厨子【ずし】の中で私達を見守ってくださっている観音様を33年ごとに御開帳し、お参りをしているとのこと。
地元にとっても大きな行事となります。お檀家さんと共に御住職・副住職様が懸命に準備をされ当日を迎えました。
御本尊である観音様と結ばれた五色の紐が

まっすぐと


境内にまで延びています。

この紐に触れることで、多くの方々が33年ぶりに姿を表した観音様とひとつになることができるように感じます。

多くの和尚様方が出頭されての法要だけでなく、御詠歌の方々、地元の方、そして各地からお参りに来られた方々で本堂や境内は埋め尽くされていました。
お料理を作り参拝者にふるまう方、お茶席を用意するかた、境内の力仕事などなど・・・
これまで大切に守られてきた御本尊様を多くの方々が協力しあって、皆でひとつになってお参りする姿に、大切な心を教えていただきました。