身近にある「転換点」に気がつく

私には尊敬する和尚様がいます。
大阪市天王寺区にある天正寺(臨済宗)の住職・佐々木奘堂師もその1人です。
先の文章は佐々木師の坐禅会案内です。
坐禅会のご案内です。
坐禅とは、心の状態をどうするこうするというちっぽけな方法でなく、はるかに根本的な生きる姿勢の大転換です。
腰(気)が抜けた姿勢で生きていることから、
腰(気)の入った人間として生きることへの
根本からの大転換です。
今現にもっている力を今発揮するだけの道ですので、
誰でも歩んでいける道です。
早く、この端的な道に向かいませんか?
(と道元禅師も言っています。)
天正寺のホームページはこちらです。
先日より「喝【かつ】」について記事を書いています。
※それぞれの題名をクリックすると記事をご覧になっていただけます。
※「喝!」は転換点
※「かぁぁぁぁつ!!」 と言われて起きたことはありませんか
※葬儀(お葬式)で「喝!」と叫ぶ理由
※心に残っている葬儀での光景
これらの記事の中で
喝は、師匠が弟子の迷いを断ち切り、悟りの世界に導くための行為とも言われています。
と、紹介しています。ですから
喝は迷いの世界から悟りの世界への転換点と言えるのです。
「喝は転換点」という記事の中でも
このような、転換点は、私達の身近にたくさんあります。
と書きました。この身近な転換点こそ佐々木師の言葉で表現するならば「坐禅」なのです。
この大転換を体験するために大阪の天正寺までいけないという方もいるのではないでしょうか。
東光寺(静岡市清水区横砂)では毎月坐禅会を開催しています。
※坐禅会についてはこちらをご覧ください。
坐禅会は特別なお寺だけで行われる珍しい行事ではありません。
興味のある方は「大転換」になる坐禅会へ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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