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写経会のときに どんな話しをしているの? その61 その2

~三つの宝を感じるとき~


500LEDライト180910



弱い光を放つLED電球が集まった美しい光景を見たとき、三宝【さんぼう】という言葉を思い出しました。
※このときの様子は「その1」で紹介させていただいています。





仏教では三宝【さんぼう】を大切にしています。



その名の通り3つの宝です。



3つの宝とは仏法僧【ぶっぽうそう】です。



仏【ぶつ】

法【ほう】

僧【そう】



とは、



仏【ぶつ】とは、仏様。

法【ほう】とは、仏様の教え

僧【そう】とは、僧侶のことではなく、仲間です。仏様や仏様の教えを大切にする仲間です。





私はたくさんのLEDライトが集まっている美しい光景を見て、初めて


たくさんのLEDライトが集まったから初めて美しい光景を作り出したのではなく、もともと、LEDライトひとつひとつが美しく輝いていたこと。

ひとつひとつが美しいから、集まった光景はさらに美しくなる。




ことに気がつきました。




私達は仏様と同じ尊い心をいただいて生まれてきます。

そして、大変にありがたい御縁をいただいて、仏様の教え・仏教の教えに出会います。

ですが、尊い心をいただいていることや、仏教の教えに出会っていることに気がつかないこともあります。

だからこそ、仲間を大切にするのではないでしょうか。




誰かと一緒に良い行いをすることで、一緒に行動する その仲間の良さを目の当たりにすることができます。


そのことによって、仲間の良さを感じることができる。


すると仲間の心が「仏様のような心」だと実感することができます。


仲間の心が「仏様のような心」だと実感することは、自分自身の心も「仏様のような心」だと信じることができるきっかけになるのです。



LEDライトがお互いを照らし合う美しい姿は、


仲間の心が「仏様のような心」だと実感することで、自分自身の心も「仏様のような心」だと信じることと共通する姿だと感じたので、電球の写真に「宝」という文字を合わせた絵葉書を作成いたしました。




写経会 絵葉書作成ファイル 61 22
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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