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保育園児の坐禅体験 【平成30年6月】


東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は坐禅体験にやってきてくれました。


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彼らは年中組から毎月1回東光寺の本堂にやってきます。



ですから、年中組は3回目の坐禅体験。年長組は15回目の坐禅体験です。



坐禅体験は、坐禅やお参り、茶礼(されい:行儀よくお茶を飲む)を行います。



年中組になって初めて坐禅体験にやってくる保育園児は、お寺での過ごし方をもちろん何も知りません。



そこで、少しずつ坐禅だけでなくお寺での過ごし方を紹介しています。



3回目の年中組は今回、お参りをするときの焼香の仕方を勉強しました。



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慣れない動作なので時間はかかりましたが、これからは毎回自分達で焼香をしてお参りをするようになってきますので、しっかりと覚えていって欲しいと願っています。




年長組は五体投地【ごたいとうち】に挑戦です。



「五体」とは全身のことを意味する言葉ですので、五体投地とは全身を投げ伏して仏様や、師匠などを礼拝する、インドにおいて最も丁重な礼拝の仕方です。 仏像や仏塔、僧侶に対して額と両肘、両膝を地に着けて礼拝をします。





難しい言葉を使わないように



「いつもしている合掌礼拝をすごーーく丁寧にするのが五体投地だよ」



と説明し、さっそく挑戦です。


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園児達は見よう見まねですが、一生懸命五体投地に挑戦をしてくれました。



今後も少しづつお寺の習慣に親しんでくれればうれしいです。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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