fc2ブログ

なぜ子供が坐禅をするのか 【坐禅の心】

500坐禅の心02

人は生まれたときから、体と頭脳と心があったとします。



成長する過程で、この3つはだんだんと大きくなっていきます。
500坐禅の心01

500坐禅の心02

500坐禅の心03

バランスよく大きくなっていくのが理想です。




しかし、成長の仕方は人それぞれです。



500坐禅の心04

必死に勉強をすることで頭脳を鍛える人もいます。






500坐禅の心09

体を成長させる人もいるでしょう。




500坐禅の心12

心を成長させる人もいるでしょう。





しかし、残念ながら頭脳や体には衰える可能性があります・・・



悲しい現実です。



学生時代は走れた距離を今は走れない。



学生時代は解くことができた数学の問題を今は解くことができない・・・




また、生まれ持った力の違いがある場合もあります。


どんなに鍛えても身長が伸びないこともあれば、


どんなに勉強しても、天才的な発想をすることができないこともたくさんあります。


しかし、心は頭脳や体に比べると大きく異なることがあります。




それは、「生まれたときから尊い心をいただいている」という言葉にもあるように産まれたときから、誰もが素晴らしい素質を持った「心」をいただいているのです。



500坐禅の心16



さらに、心はいくらでも成長させることができます。



しかも、衰えることがあったとしても再び成長させることもできるのです。





誰もが平等に素晴らしい才能を持っているのが「心」であり、



いつでも どこでも 誰にでも心を自由自在に成長させる方法を、すでにご先祖様から受けついでいるのです。



その方法の1つに「坐禅」があり、坐禅を始める年齢に決まりはありません。



大人にもできる、子供にもできるのが坐禅です。



成長できる才能(心)があり、その方法(坐禅)を知っているのなら実践しないのはもったいない話です。



ですから、幼いときから坐禅を体験して欲しいと思っています。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる