なぜ子供が坐禅をするのか 【坐禅の心】

人は生まれたときから、体と頭脳と心があったとします。
成長する過程で、この3つはだんだんと大きくなっていきます。



バランスよく大きくなっていくのが理想です。
しかし、成長の仕方は人それぞれです。

必死に勉強をすることで頭脳を鍛える人もいます。

体を成長させる人もいるでしょう。

心を成長させる人もいるでしょう。
しかし、残念ながら頭脳や体には衰える可能性があります・・・
悲しい現実です。
学生時代は走れた距離を今は走れない。
学生時代は解くことができた数学の問題を今は解くことができない・・・
また、生まれ持った力の違いがある場合もあります。
どんなに鍛えても身長が伸びないこともあれば、
どんなに勉強しても、天才的な発想をすることができないこともたくさんあります。
しかし、心は頭脳や体に比べると大きく異なることがあります。
それは、「生まれたときから尊い心をいただいている」という言葉にもあるように産まれたときから、誰もが素晴らしい素質を持った「心」をいただいているのです。

さらに、心はいくらでも成長させることができます。
しかも、衰えることがあったとしても再び成長させることもできるのです。
誰もが平等に素晴らしい才能を持っているのが「心」であり、
いつでも どこでも 誰にでも心を自由自在に成長させる方法を、すでにご先祖様から受けついでいるのです。
その方法の1つに「坐禅」があり、坐禅を始める年齢に決まりはありません。
大人にもできる、子供にもできるのが坐禅です。
成長できる才能(心)があり、その方法(坐禅)を知っているのなら実践しないのはもったいない話です。
ですから、幼いときから坐禅を体験して欲しいと思っています。
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