「駿河の白隠さん」での法話

大変ありがたい御縁をいただき、お寺以外の場所で法話をさせていただきました。

場所はなんとここ!!

静岡市美術館!!

現在「駿河の白隠さん」と題して、臨済禅の中興の祖であり禅の民衆化に努めたことで知らる白隠禅師の書画を中心に、135件が一堂に会して展示されています。
この「駿河の白隠さん」への来場者が自由に坐ることができる場所で法話をさせていただきました。
毎週金曜日の午後2時、3時、4時から2人の和尚様による法話会が開催されているのですが、今週(3月2日)は私も法話の機会をいただきました。
白隠禅師の教えが書かれたものがこれだけの数が、この静岡市で見ることができるということは大変に稀なことです。
例えば展覧会の中では隣同士にはありますが普段はそれぞれ別のお寺にあったり、個人の方がお持ちになったりしています。ですから、展覧会では一歩動けば次の作品を見ることが、次の教えを感じることができるのですが、本来同じようなことをしようと思えば、歩いたり車に乗ったり電車に乗ったりして大変時間をかけなきゃいけないものなのです。
しかし、展覧会では一歩動くだけで、これだけの教えを感じることができる大変ありがたいものでございます。
この白隠展(駿河の白隠さん)は250年遠忌という記念すべき年ということで行われていますので次の機会は300年遠忌、つまり50年後となっております。
この機会を逃すとなかなかこのように一度に見ることはなかなかできないと思いますので、一度会場に足を運んでいただいて様々な教えを体感していただければと思います !!
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