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皆既月食に学ぶこと

平成30年1月31日、皆既月食があると知って天気予報を見ると「曇り」との予測・・・



ハッキリと見ることができないとあきらめていましたが、夜の9時くらいに2階の窓から外を眺めると、青白く光る瓦が目に飛び込んできました。



私はこの晴れた満月の日に見ることができる美しい光景が大好きです。



そして、この光景が見えると言うことは月も見られるはずだと空を見上げると、すでに始まった月食を見ることができました。



見慣れない形に欠けて行く月を見ていたら、なんとか写真に撮ってみたいという気持ちになり撮影を試みました。




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デジカメとインターネット上にあふれる情報の力を借りて撮影を楽しむことができました。




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段々と月食が進み、



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見事に皆既月食を自分の目で見ることができました。
※皆既日食では光の輪ができますが、皆既月食では月が赤く染まります。






小学生の頃に読んだ、マンガ日本の歴史で大昔の人が、月食が起こることを知り、月を隠したり出現できるかのように装って自分の力の大きさを示して人々を支配したということが紹介されていました。




仏教では月を使って人々を支配するのではなく、月を私達が生まれながらにいただいた尊い心に例えます。



月は月食だけでなく雲などにもよって、一時見えなくなることがよくあります。



しかし、必ず再びその姿を見せてくれます。



私は自分自身の尊い心をすぐに見失ってしまい、悩み苦しむことが多くありますが月食の後、再び満月が光り輝くように自分自身の心も光り輝くと信じて精進をしていきたいと思います。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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