「竹ろうそく」と除夜の鐘 開催報告 【平成29年】

東光寺(静岡市清水区横砂)の恒例行事になりつつある「竹ろうそく」と除夜の鐘を平成29年も無事に開催することができました!
写真と共に様子を紹介させていただきます。
11月から12月
観音山作業

東光寺の境内から少し離れた観音山で増えすぎた竹を伐採します。伐採作業にも幅広い年齢層の方々が参加してくださいました。

山ではそれぞれの年齢に応じた作業をしました。
※伐採の作業の様子を紹介した記事はこちらをご覧ください。
12月中旬
ろうそく型LED点灯試験
今回の「竹ろうそく」ではろうそく型のLED電球を使用しました。
※なぜLEDなのかはこちらをご覧ください。

本物のろうそくのように光が揺らめき、本物だと感じる程良くできています!
12月中旬から後半
竹の加工

伐採した竹を加工します。

親子で参加してくださった方

新しい機械を手に入れて子供のようにはしゃぐ・・・私、

夜勤明けなのに来てくれた方、

孫が子供坐禅会に参加した御縁で手伝ってくれた方など多くの方のおかげで加工作業も無事に終えることができました。
12月31日午前8時20分頃~
準備開始

この日まで行われた朝の坐禅会に参加してくださった小学生~高校生、そして保護者の方が20人程残って竹を並べてくださいました。
今年も竹を並べるための支持を本堂正面、境内、参道の3ヶ所それぞれを学生(高校生)に担当をしてもらい、そのお手伝いを小学生と保護者がしてくれました。

本堂正面作業中・・・

山門や、お地蔵様付近

斜めに切った短い竹は風で倒れる可能性があるので、3本を輪ゴムでくくります。こうすると倒れる可能性は格段に低くなります。

境内は「川の流れ」を意識して並べてくれました。

山門付近には縦置き型を設置し、境内に入りやすい雰囲気を作ります。

竹ろうそくと同じ材料(観音山の竹)で門松を作ってくださった方が本堂の玄関に設置してくださいました。

こちらもキレイに並べてくださいました!

設置作業が終わって、記念写真を撮りました、いい笑顔がいっぱいです!!!
午後5時
20人程の参加者が一生懸命に点灯開始!

本堂内でろうそく型LEDを次々に点灯していきます。

点灯した1,500個のLEDを竹ろうそくまで運び、次々に節の中に入れていきます。

ろうそくをLEDに変えたため保育園年長の子供でも点灯式に参加することができました!

「斜め切り」集合!

山門付近の縦置き型

境内や本堂へも光が導いてくれています。

境内を流れる光の川

本堂正面からも流れるような光です。
午後11時30分
除夜の鐘

参加者と共にお経(般若心経)をお唱えし、御本尊様をお参りしました。子供坐禅会に参加してくれた小学生も来てくれており、般若心経は暗記しているので、経本見ないで大きな声で般若心経を一緒にお唱えしてくれました!!

その後、住職が一発目の鐘を撞き、参加者が順番に除夜の鐘を撞いてくれました。

子供が写っているから、あえてピントをずらしたわけではありません・・・
たまたまです・・・・

東光寺の除夜の鐘はどなたでも撞いていただくことができること。
「竹ろうそく」が定着してきたのか、年々除夜の鐘に御参りに来てくださる方が増えてきています。
今年は約200名の方が鐘を撞いてくださいました。
本当に多くの方の力によって無事に平成29年の「竹ろうそく」と除夜の鐘を終え、新年を迎えることができました。
御縁に感謝しながら、平成30年の年末も、より良い「竹ろうそく」と除夜の鐘を開催したいと考えています。
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