1日遅れの仏教の誕生日

12月9日、クリスマスケーキをいただきました。
「クリスマスには少し早いなぁ。」
と感じるとともに、
「せっかくなら、1日遅くなったけど仏教の誕生を祝うケーキとしていただこう!!」
と考えて見ました。
「仏教 誕生」という言葉を聞くと
お釈迦様が産まれた4月8日を想像する方が多いかもしれません。
しかし、お釈迦様は生まれながらに「仏様:ブッタ」になったわけではありません。
仏様(ブッタ)とは悟りをひらいた人を示す言葉ですので、
4月8日に誕生したのはお釈迦様であり、お釈迦様が悟りをひらかれて仏様(ブッタ)になられたのが12月8日と言われています。
ですから、お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、仏教の誕生日は12月8日だとも言えるのです。
東光寺(静岡市清水区横砂)でも、12月8日に世界中の仏教寺院と同様にお釈迦様が悟りをひらかれたことを祝う成道会【じょうどうえ】の法要を行いますが、ケーキはお供えをしたり、食べていませんでした。
ですから、12月9日にケーキをいただいたとき、
「早すぎるクリスマスケーキとして食べるのではなく、1日遅れの仏教の誕生日ケーキとして食べさせていただこう!!」
と考えたのです。
・・・しかし、よくよくケーキを見てみると merry Christmas(メリークリスマス)と書いてありましたので素直にクリスマスケーキとしていただきました。