グラグラ指数と坐禅の経験
東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児は年中組以上になると毎月坐禅体験にやってきます。
今月もやってきてくれました。

今月は立派に坐ることができました。
決められた時間内、多くの園児がほとんど動くことなく静かに坐ることができました。
もちろん、年中組になって初めて坐禅を体験したときはグラグラと動いてしまいます。
しかし、経験を重ねるごとにグラグラと動くことはなくなり、しっかりと坐ることができるようになってきます。これをグラフにすると、

このような関係になると思います。
縦軸が「グラグラ指数」(私の造語)、横軸が坐禅の経験です。
経験を重ねれば重ねる程、身体も呼吸も心もグラグラしなくなるのです。
しかし、このグラフの横軸に注意が必要です。
このグラフの横軸はとても多くの経験を表しています。回数に例えるなら何万回といった数になります。
先ほど、「今月は立派に坐ることができました。」と表現しました。
今月は・・・なのです。
実は先月はかなりグラグラと動いてしまう園児が多かったのです。
それは、坐禅体験は通常ですと月初めに行うのですが、8月はお寺の都合で月末に行われたためなのです。
7月は月初め、8月は月末・・・
かなり間隔が広がってしまったため、それまでに覚えたことを少し忘れてしまったようです・・・
それとは反対に8月は月末、9月は月初めですから、今月は間隔が短いためしっかりと坐ることができたのです。
このことを、横軸を短い期間で書いたグラフにすると

このようになるのではないでしょうか。
そこで、1年という期間でグラフにすると

このようなデコボコの形になり、
数年単位でグラフにすると

このような形になるのです。
さらに、横軸を長くすれば最初に示した、

このような形になるのだと思います。
私が東光寺に戻ってきたときに指導した園児(当時は年長組のみ)は現在小学校の高学年になりました。当時毎回のようにグラグラとして怒られていた子は今でも子供坐禅会に参加してくれています。そして、彼は今では注意させることが減り毎回立派に坐ることができています。
長い間続ければ続けること、間隔を空けずに続けることが、身体や呼吸そして心をグラグラとさせないコツなのかもしれません。
今月もやってきてくれました。

今月は立派に坐ることができました。
決められた時間内、多くの園児がほとんど動くことなく静かに坐ることができました。
もちろん、年中組になって初めて坐禅を体験したときはグラグラと動いてしまいます。
しかし、経験を重ねるごとにグラグラと動くことはなくなり、しっかりと坐ることができるようになってきます。これをグラフにすると、

このような関係になると思います。
縦軸が「グラグラ指数」(私の造語)、横軸が坐禅の経験です。
経験を重ねれば重ねる程、身体も呼吸も心もグラグラしなくなるのです。
しかし、このグラフの横軸に注意が必要です。
このグラフの横軸はとても多くの経験を表しています。回数に例えるなら何万回といった数になります。
先ほど、「今月は立派に坐ることができました。」と表現しました。
今月は・・・なのです。
実は先月はかなりグラグラと動いてしまう園児が多かったのです。
それは、坐禅体験は通常ですと月初めに行うのですが、8月はお寺の都合で月末に行われたためなのです。
7月は月初め、8月は月末・・・
かなり間隔が広がってしまったため、それまでに覚えたことを少し忘れてしまったようです・・・
それとは反対に8月は月末、9月は月初めですから、今月は間隔が短いためしっかりと坐ることができたのです。
このことを、横軸を短い期間で書いたグラフにすると

このようになるのではないでしょうか。
そこで、1年という期間でグラフにすると

このようなデコボコの形になり、
数年単位でグラフにすると

このような形になるのです。
さらに、横軸を長くすれば最初に示した、

このような形になるのだと思います。
私が東光寺に戻ってきたときに指導した園児(当時は年長組のみ)は現在小学校の高学年になりました。当時毎回のようにグラグラとして怒られていた子は今でも子供坐禅会に参加してくれています。そして、彼は今では注意させることが減り毎回立派に坐ることができています。
長い間続ければ続けること、間隔を空けずに続けることが、身体や呼吸そして心をグラグラとさせないコツなのかもしれません。
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