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せっかくの休みですので「安楽の法門」はいかがですか。

世間一般では「お盆休み」という制度があるようです。



お盆の時期になると新幹線の乗車率や高速道路の渋滞情報がニュースになります。



人込みや渋滞が苦手な私にとって、このようなニュースを見ていると、せっかくのお休みなのに余計に疲れてしまって大変だなぁと感じます。



お寺で生活をさせていただいていると、お盆が休みという概念はまったくありません。



と、いうよりもいつも以上の忙しさですので、学生時代など一人暮らしをしていたときはお盆にお寺に戻るのが辛いと感じることもありました・・・



しかし、最近になって東光寺(静岡市清水区横砂)にはお盆でも心身ともに休める時間があることに気がつきました。




それが、子供坐禅会です。




500坐禅会イメージ図




今年の夏は7月31日から8月23日まで毎朝7時30分から8時20分まで実施しており、お盆の間も開催しています。


※子供坐禅会【平成29年】について詳しくはこちらをご覧ください。




坐禅をすると身体は痛いし疲れるじゃん!!



そう考える人も多いと思います。



私もそう考えていました。




しかし、坐禅を表現する言葉に「安楽の法門【 あんらく の ほうもん 】」という言葉あります。






安楽とは「心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。」であり、


法門とは「仏の教への道」です。



つまり、「安楽の法門」と表現される坐禅とは「心も体も楽にしてくれる仏様の教えの実感方法」と言えるのです。






もちろん修行道場などでは厳しい指導の下坐禅をしますが、東光寺の子供坐禅会は決して無理をさせることをはしません。



基本的な動作などは指導しますが、そこに強制や強要もありません。




ただ、姿勢を正すこと そして呼吸を調えることに一生懸命取り組むことができる場所が子供坐禅会です。




名前に「子供」と入っていますが、子供も大人も関係なく誰でも参加することができますので、ぜひ一度「安楽の法門を」実体験していただければと願っています。


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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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