命を感じる子供達

ここに、ある生き物がいます。
分かりますか???
正解は・・・
・・・

そう、バッタです。
東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある保育園が管理する「子供の畑」にはバッタがたくさんいます。
一歩進むと、数匹のバッタが飛び出すほどたくさんのバッタがいます。
先日、畑で小学生の男の子と出会いました。
2人で遊んでおり、網と虫かごを持ちバッタを採っていました。
「何を採っているの?」
と、聞くと
「バッタ!」
と、嬉しそうにカゴを見せてくれました。
信じられないほど、たくさんのバッタがカゴの中にいました。
「たくさんいるね!」
と、言うと
「カマキリを飼っているから、このくらいは必要だよ!」
と返されました!!
カマキリのエサを採りに来ていたのです。最近ではペットショップだけでなくホームセンターでもたくさんの種類のエサが売っているため
ペットのエサは買ってくるもの
と思っている子供も多くいます。
しかし、カマキリのためにバッタを捕まえているこの小学生は、カマキリを飼育するためのエサを自分で採り、与えているようです。
カマキリという命を守るために、たくさんのバッタの命が必要であることを、彼らは体験・実感することができているように感じます。
そして、このような体験は 彼ら(小学生)の成長に良い影響を与えているように感じます。