謙虚に生きるための魔法の言葉【実践方法】

金魚の水槽が汚れてきたので掃除をすることになり
「水槽はお父さんが掃除してあげる!」
と言っている自分に気がつきました・・・
「~してあげる」
できるだけ使わないようにしている言葉です・・・・
仏教のことを学び始めたとき、
「言っていることは分かるけど、具体的にはどうしたらいいの??」
と強く感じました。
六波羅蜜・五戒などなど正しい実践はたくさんあります。
しかし、
「じゃあどうすればいいの??」
という答えを見つけられずに迷っていた時に心に響いたことがあります。それは、
「 ~してあげる! をやめなさい。」
と言う言葉です。
私達はどうしても「~してあげる」の次に「だから○○をして欲しい」と見返りを求めてしまいます。
見返りを求めても得られないと嫌な気分になります。
だったら見返りを求めなければ嫌な気分にならない。
見返りを求めないためには、その原因となる「~してあげる」をやめれば良いのです!
と言われて納得したことを覚えています。
「~してあげる」をやめることは、他人の為に何もしないというわけではもちろんありません。
「~してあげる」と言葉に出さないようにするのです。
私も実践をしましたが、意識をしてみると自分でも気がつかないうちに
「~してあげる」
と使っていたことに気がつくことができました。
理想としては「~してあげる」を「させていただく」に変更できれば良いのですが、私のような未熟者には難しいので今後の課題としています・・・・
しかし、「~してあげる」ではなく、自然と「させていただく」が出てくるような生活こそが昨日のブログで紹介した
開甘露門【かいかんろもん】
悟りの世界への門を開くには、周囲を敬い大切にすること、謙虚に生きること
の実践なのだと思います。
※昨日の記事はこちらです。
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